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台北の16カ所に液状化リスク、住宅価格下落も【表】


ニュース 建設 作成日:2016年2月22日_記事番号:T00062093

台北の16カ所に液状化リスク、住宅価格下落も【表】

 住宅の自己売買サイト「アップルハウス」のトレンド研究センターは19日、国家地震工程研究センター、中華地理情報学会の研究報告に基づき、台北市内の16カ所に地震による地盤の液状化リスクがあると指摘した。政府も3月中に液状化リスク地域を公式に発表する予定だ。20日付中国時報が伝えた。

 16カ所はいずれも人口密集地域で、うち6カ所の▽大安森林公園東側▽同北側▽信義路四段▽行天宮▽忠孝東路・市民大道▽台北長庚記念医院──は一般的に高級住宅地とされる場所だ。

 不動産仲介関係者は「免震措置や施工上の安全証明がない場合、住宅価格は少なくとも10~20%下落する可能性がある」と指摘した。

 住商不動産の徐佳馨・企画研究室主任も「企業イメージが良くないデベロッパーが影響を受けやすく、住宅価格がさらに10%下落するのではないか」と述べた。