ニュース 電子 作成日:2016年2月22日_記事番号:T00062102
工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)は、今年の台湾半導体生産額は前年比2.4%増の2兆3,100億台湾元(約7兆8,000億円)に達し、世界の半導体産業全体の成長率1.7%を上回るとの見通しを示した。20日付蘋果日報が報じた。
業種別では、IC製造はメモリー製造分野が前年比22.3%減の予測で、これが足を引っ張り1.3%増にとどまる予想だ。IC封止(パッケージング)は2.3%増、IC検査(テスティング)は3.5%増の見込みだ。
なお、昨年第4四半期の台湾半導体生産額は前期比1.9%減の5,632億元だった。IC製造、封止、検査の生産額が軒並み減少した中、IC設計は同2.9%増の1,608億元となった。
また、市場調査会社、ガートナーは、第2次株式公開買付(TOB)の行方が注目されている半導体封止検査の最大手、日月光半導体製造(ASE)と2位の矽品精密工業(SPIL)について、2社で世界シェア60%を占めるという見方を否定。業界上位10社に入る台湾企業5社の合計で48.6%だと指摘した。
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