ニュース 運輸 作成日:2016年2月23日_記事番号:T00062113
長栄集団(エバーグリーン・グループ)創業者で総裁だった張栄発氏の死去に伴い、遺産相続と後継体制で一族が対立している問題で、長男の張国華氏は22日までに、四男で長栄航空(エバー航空)董事長の張国煒氏に対し、張栄発氏の536億台湾元(約1,800億円)の遺産を全て公益目的に寄付するよう求めたもようだ。23日付蘋果日報が伝えた。

マスコミが待ち構える中、長栄集団は張国煒氏はきょう出社しないと明かした(23日=中央社)
張国華氏は、張国煒氏が遺産の全額寄付に応じることを前提として、張国華氏が海運部門の長栄海運(エバーグリーン・マリン)、張国煒氏がエバー航空を率いる「海空分離」体制を維持し、張国煒氏がエバー航空董事長にとどまることを支持する意向を伝えたとされる。
これに先立ち、張国煒氏は張栄発氏の遺言に従い、総裁職に就任し、遺産を全て相続することを表明。反発する張国華氏らはグループを統括する管理総部と総裁職の廃止を決定していた。
長栄集団はまた、張栄発氏が遺言で張国煒氏の補佐役として指名した副総裁3人のうち1人が辞任、1人が長栄国際の顧問に異動すると発表し、張国煒氏はますます苦しい立場に追い込まれた。
同紙によると、張国煒氏サイドから23日午前0時までに回答はないという。
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