ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年2月23日_記事番号:T00062124
中国鋼鉄(CSC)の宋志育董事長は22日、今年の鉄鋼景気は回復の兆しばかりで、マイナス要素がないと語った。23日付工商時報などが報じた。
同社は好材料として、▽CSCの第1四半期受注量が目標の2割超▽中国の宝鋼集団(バオスチール)、鞍山鋼鉄集団(鞍鋼)の3月値上げ▽台湾、中国、東南アジア諸国連合(ASEAN)の鉄鋼流通価格上昇▽国際鉄鉱石価格が昨年12月より25%上昇──などを挙げた。
同社が同日発表した1月の連結売上高は222億3,800万台湾元(約750億円)、純損失は3億1,800万元で前月の19億8,300万元から大幅に縮小した。販売量は89万4,600トンで前月比5万2,600トン増加した。
同社は今年30億~35億元のコスト削減を目指す。投資については、原料の輸入関税が10%に倍増したインドの電磁鋼板工場の第2期拡張など、慎重に検討するとした。
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