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クアンタとエリクソン、5G・IoTで提携【図】


ニュース 電子 作成日:2016年2月23日_記事番号:T00062127

クアンタとエリクソン、5G・IoTで提携【図】

 スウェーデンの通信機器大手、エリクソンは22日、台湾のノートパソコン受託生産最大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)と提携して、エリクソンのデータセンターシステム「HDS 8000」を基に、共同で次世代データセンター向けソリューションの設計、開発、製造を行うと発表した。世界のクラウド商機をにらみ、顧客に第5世代(5G)移動通信規格やモノのインターネット(IoT)関連の製品を提供する。23日付工商時報が報じた。

 クアンタはクラウドを長期的な発展戦略事業とみている。エリクソンはクアンタとの提携により、自社の製品ポートフォリオを拡充できる見込みだ。

 エリクソンのハワード・ウー・バイスプレジデントは「クアンタの工学技術と、オープンコンピュートプロジェクト(OCP、データセンターなどのハードウエアを設計・提供するエンジニアコミュニティー)に対する貢献から、同社の技術革新における優位性は明らかだ」とパートナーに選んだ理由を説明した。

 クアンタの楊晴華シニア副総経理は「技術とサービスで定評があるエリクソンとの提携は、当社のクラウド製品を世界に広げる推進力になる」と強調した。