ニュース 金融 作成日:2016年2月24日_記事番号:T00062145
金融監督管理委員会(金管会)が23日発表した統計によると、台湾の銀行の海外分行(支店)の2015年税引き前利益は計316億5,000万台湾元(約1,000億円)で、前年比7.1%減少した。24日付工商時報などが報じた。
このうち香港支店の15年税引き前利益は135億4,000万元で、国・地域別で前年に続き最多(構成比42.8%)だったが、前年比21.6%減少した。14年利益が高水準だったことと人民元下落が原因だ。
一方、国・地域別の構成比で米国(21.7%)に次ぎ、3位だったシンガポール支店の15年税引き前利益は35億2,000万元(構成比11.1%)で、前年比59.1%増加した。東南アジアに進出する台湾企業の半分以上が同国で資金を調達したためだ。
また4位の中国支店の15年税引き前利益は19億5,000万元(構成比6.2%)で、前年比48.1%減少した。香港支店と同様に人民元下落が響いた。
5位は日本支店で構成比4.6%だった。
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