ニュース 医薬 作成日:2016年2月24日_記事番号:T00062148
衛生福利部中央健康保険署(健保署)が23日発表した2015年の海外療養費の支給総額は前年比2.08%増の3億4,000万台湾元(約11億4,400万円)で過去4年で最高だった。海外療養費は、海外で急な病気やけがなどにより受診した場合、全民健康保険に申請し、一部医療費の払い戻しを受けられるもの。24日付工商時報が報じた。
昨年の海外療養費の支給総額のうち、中国が2億4,025万元で70%を占め、最高だった。健保署の担当者によると、支給額の上位3人が中国での入院だった。ある台中市の男性(63)は、脳裂傷・脳挫傷で60日間入院し、45万5,820元の還付(返還)を受けた。
昨年の海外療養費の支給件数は前年比1.72%減の13万1,239件だった。中国が10万2,513件で78%を占めた。
健保署は規定で、実際に支払った額を基準に算定し、台湾の拠点病院である医学センターの平均を上限としている。現在の上限は▽一般外来、1,993元▽救急外来、3,471元▽入院、1日8,114元──。
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