ニュース その他製造 作成日:2016年2月24日_記事番号:T00062151
経済部統計処が23日発表した製造業の2015年生産額は12兆8,611億台湾元(約43兆2,000億円)で前年比10.84%減少した。生産額、減少幅ともに世界金融危機の影響を受けた09年以降で最悪だった。主要6産業は軒並み前年割れ、うち化学材料業は1兆6,587億元で20.13%減と、減少幅が調査開始以来で最大だった。24日付工商時報が報じた。
基本金属業の15年生産額は1兆2,251億元で前年比20.45%減少し、減少幅は09年以来で最大だった。ほか減少幅が大きい順に、▽パソコン・電子・光学製品業、6,962億元(11.75%減)▽電子部品業、3兆6,155億元(3.57%減)▽自動車・自動車部品業、4,070億元(3.51%減)▽機械設備業、6,491億元(2.35%減)──。
消費者向け電子製品の需要低迷、国際原油価格の続落、鉄鋼製品の供給過剰などの影響で、製造業の昨年第4四半期生産額は前年同期比14.94%減の3兆881億元だった。4四半期連続の前年割れで、減少幅は拡大している。
統計処は、今年第1四半期にプラス成長に転換するのは難しく、製造業景気の回復は下半期になるとの見方を示した。
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