ニュース 電子 作成日:2016年2月24日_記事番号:T00062156
液晶パネル大手、友達光電(AUO)の彭双浪(ポール・ポン)董事長は23日、中国・江蘇省昆山市の第6世代LTPS(低温ポリシリコン)パネル工場について、既に生産設備の搬入を終えており、予定通り第3四半期に必ず量産を開始できるとの見通しを示した。24日付工商時報が報じた。
彭董事長は、台湾南部地震の影響で、一部の顧客が同社の43インチパネル発注量を増やしたと明らかにした(23日=中央社)
AUOの計画によると、昆山工場の第6世代LTPSパネル生産ラインは2段階に分けて量産を進める計画で、第1段階の生産能力はガラス基板ベースで2万5,000枚。スマートフォンおよびノートパソコンを主な応用先とする。
彭董事長はさらに、LTPSパネルの生産能力は依然不足状態にあり、当社に対する顧客の期待も高いと説明した上で、昆山工場にはまだ拡張の余裕があり、最終的には生産能力を6万枚まで拡充するとの方針を示した。
このほか同工場では、政府の承認を取得した上で有機発光ダイオード(OLED)パネルの生産を手掛ける可能性もあると語った。
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