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住宅価格、過去3カ月で7%下落


ニュース 建設 作成日:2016年2月25日_記事番号:T00062172

住宅価格、過去3カ月で7%下落

 25日付工商時報などが英フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道を基に報じたところによると、台湾の過去3カ月の住宅価格下落幅は7%と、▽香港、6%▽ロシア、2%──を上回り、主要22カ国・地域で最大だった。

 台湾の住宅価格は2007年より80%上昇、香港、インド、ブラジルは2倍になった。オックスフォード・エコノミクスのアダム・スレーター氏は、台湾、香港などは15年下半期に急落しており、今後数年で価格調整が進む可能性があると語った。

 統計によると、住宅価格の年収倍率は、香港が19倍、台湾が8倍で、韓国、タイの5~6倍、米国の3.7倍よりはるかに高い。

 また過去1年の新興国・地域の住宅価格は平均2%下落し、02年の調査開始以来で初めて下落に転じた。先進国・地域は4%上昇し、06年以来で最大の上昇率だった。