ニュース 医薬 作成日:2016年2月25日_記事番号:T00062173
衛生福利部中央健康保険署(健保署)はこのほど、医学センターと呼ばれる拠点病院の混雑を解消するため、3月1日以降、医学センターの医師が消化器出血、肺炎、尿道感染などの軽症患者を地域病院に転院させ、かつ医学センターの医師が転院先に出向き、出張診療を行った場合、1回当たり1,000台湾元(約3,400円)の奨励金を支給することを決めた。25日付聯合報が伝えた。
しかし、今回の措置をめぐっては現場に戸惑いがあり、実際に混雑解消につながるかは未知数だ。
新光医院急患医学科の張志華主任医師は「出張診療には2~3時間を要する。自分の病院の患者を誰が見るのか」と疑問を呈した。
台湾医療改革基金会(医改会)の沈珮涵研究員も「万一医療トラブルが起きた場合、責任の所在が不明確になる」と指摘した。
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