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「小米5」予約販売開始、台湾サプライヤーに恩恵予想


ニュース 電子 作成日:2016年2月25日_記事番号:T00062177

「小米5」予約販売開始、台湾サプライヤーに恩恵予想

 中国のスマートフォン最大手、小米科技(小米、シャオミ)は24日、最新モデル「小米5」を発表し、同社公式サイトで予約販売を開始した。3月1日に発売する。価格は1,999人民元(約3万4,000円)から。証券会社は、「小米5」の初回在庫準備は200万台と従来モデルより大幅に増えており、台湾サプライヤーは3月に出荷のピークを迎え、業績が押し上げられると予想した。25日付経済日報などが報じた。

 「小米5」はクアルコムのプロセッサー「スナップドラゴン820」を搭載しているが、消息筋によると、5月に聯発科技(メディアテック)のプロセッサー搭載モデルも発売する。

 「小米5」の液晶パネルは友達光電(AUO)、液晶ドライバICは聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)、デジカメ用レンズは新鉅科技(ニューマックス・テクノロジー)が供給するとされる。組み立ては鴻海精密工業と英業達(インベンテック)傘下の英華達(インベンテック・アプライアンシズ)が半分ずつ手掛けるとみられる。

 市場調査会社、IDCの統計によると、シャオミは昨年の中国市場での携帯電話出荷台数が6,940万台と、目標の1億台には届かなかったが、市場シェア15%で首位だった。2位は華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)でシェア14.5%、3位はアップルで13.4%だった。