ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

15年実質経常性給与3.7万元、過去8年で最高【図】


ニュース その他分野 作成日:2016年2月26日_記事番号:T00062192

15年実質経常性給与3.7万元、過去8年で最高【図】

 行政院主計総処が25日発表した被雇用者の2015年実質経常性給与(賞与、残業手当などを含まない基本賃金)は月3万7,353台湾元(約12万7,000円)で過去8年で最も高かった。前年比1.64%上昇で、過去16年で最高の伸びだった。26日付工商時報が報じた。

 昨年の実質給与は前年比2.83%上昇の4万6,782元で、過去11年で最高だった。

 物価上昇率を考慮しない昨年の経常性給与は前年比1.33%上昇の3万8,716元で過去最高だった。非経常性給与(賞与や非固定的手当など)は9,774元で7.5%上昇した。これらを合わせた平均給与は2.52%上昇の4万8,490元で過去最高だった。

 主計総処国勢普査処の張雲澐副処長は、15年の平均給与が高かったのは前年の景気が良く、企業が春節ボーナス(年終奨金)や報奨金を増額したためと分析した。

 また、昨年の男性の平均給与は5万2,653元、女性は4万3,709元だった。女性の給与は男性の83.1%と前年比0.46ポイント上昇し、格差は徐々に縮小している。