経済部統計処が25日発表した統計によると、インターネット通販など無店舗小売業の2015年売上高は前年比5.3％増の2,167億台湾元（約7,400億円）で、06年の1,087億元から約２倍に増えた。26日付経済日報が報じた。
統計処は売上高増加の理由について、モバイル端末の普及、ネット通販の商品多様化のほか、実店舗の賃料上昇に伴い、ネット販売への参入や、実店舗とネット販売の併用が増えていることを理由に挙げた。
楊貴顕・統計処副処長は、市場飽和、競争激化、景気減速で伸びが鈍化するものの、今年もプラス成長を維持すると予測した。
