ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年2月26日_記事番号:T00062204
中国鋼鉄(CSC)は25日、4~5月の台湾域内向けオファー価格を7項目全てで引き上げた。平均値上げ幅は1トン当たり502台湾元(約1,700円)で3.1%と、過去2年9カ月で最大だった。26日付工商時報などが報じた。
値上げ幅は大きい順に、▽鋼板、1トン当たり773元▽電磁鋼板、730元▽冷延、623元▽電気亜鉛めっきコイル、600元▽溶融亜鉛めっきコイル、570元▽熱延、503元──だった。
CSCは、中国が「サプライサイド(供給側)改革」で生産能力過剰の解消を進めていることなどで、国際鉄鋼価格が全面上昇し、川下メーカーの輸出受注価格や台湾域内の流通価格も上昇していると指摘した。
CSCの1月税引き前損失は3億1,800万元で、損失幅は前月の19億8,300万元から大幅に縮小した。証券会社は、国際鉄鉱石価格が上昇しており、同社は第2四半期に本業で黒字転換する可能性があると予測した。
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