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アップルウオッチ出荷5割減も、TPKに打撃予想


ニュース 電子 作成日:2016年2月26日_記事番号:T00062205

アップルウオッチ出荷5割減も、TPKに打撃予想

 業界関係者によると、アップルは腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「アップルウオッチ」について市場での注目度が低迷しているほか、同製品の応用環境が依然整っていないとして、第2世代製品の発売スケジュールの確定を第2四半期末または第3四半期に遅らせる方針とされる。これにより同製品の今年の出荷規模は前年比40〜50%減少すると予想され、特にタッチパネルモジュールを供給する宸鴻集団(TPKホールディング)が出荷に打撃を受けそうだ。26日付電子時報が報じた。

 アップルは3月中旬に多くの新製品を発表するとみられているが、その中にアップルウオッチは含まれないと予想されている。ただ、多彩な付属バンドを新たに発売し、これにより購買意欲を喚起したい考えとされる。

 現行のアップルウオッチは昨年第4四半期出荷台数が510万台と過去最高を記録した。しかしサプライチェーンの予測を下回った上、現在、需要が急速に冷え込んでいる。

 こうした中、TPKは今年、アップルウオッチ向けタッチパネルモジュール出荷が800万〜1,000万セットと前年の2,000万セットから大幅に減少すると予測されている。