ニュース 電子 作成日:2016年2月26日_記事番号:T00062206
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)の蔡祺文総経理は25日、初めてメディアのインタビューに応じ、(反トラスト法に)違反しない前提で、日月光半導体製造(ASE)と提携してもよいと語った。5月20日の新政権発足までは、中国の国有半導体大手、紫光集団との提携案を持ち出さないとも話した。26日付経済日報が報じた。
ASEが2回目の株式公開買付(TOB)を実施する際、いつでもSPILと協議できると、SPIL幹部との公会の場での対話を望む立場を表明していた。蔡総経理の発言は初めての前向きな回答となる。
蔡総経理は、ASEがSPILを合併すれば、寡占となり、IC設計会社や基板など材料メーカーの価格交渉力が弱まり、台湾の半導体サプライチェーンに打撃を与えるため、SPIL、ASE、台湾いずれも負けることになると指摘した。
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