ニュース 石油・化学 作成日:2016年3月1日_記事番号:T00062229
三菱商事は29日、熱可塑性ポリウレタン(TPU)フィルム世界最大手の鼎基先進材料(DingZing、本社・高雄市)に4%出資したと発表した。三菱商事は従来、鼎基に各種ウレタン原料(TPUペレットの原料)の供給を行っており、今回の出資を契機に鼎基とのパートナーシップを強化する。
鼎基の高雄本社工場(三菱商事リリースより)
三菱商事によると、TPUはスポーツ、アパレル、工業用品など、さまざまな用途に使用され、ウレタン産業において安定的な成長が見込まれる製品分野だ。鼎基はTPUペレットからフィルムなど加工製品までを一貫製造し、同時に新製品開発力に強みを持ち、TPUフィルムは世界最大の生産規模を誇る。
三菱商事は同社グループのネットワークを通じ、日本、アジア、米国向けでTPU製品の販売拡大を目指す。将来的にはアジア域外を含めて鼎基との事業展開を模索する。
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