ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年3月1日_記事番号:T00062230
台湾本田(台湾ホンダ)の小林久夫董事長は26日、台湾自動車市場の2016年新車登録台数は41万台で、昨年実績の42万台余りを下回るとの見通しを示した。輸出入の不振で経済成長率が押し下げられ、消費者マインドが低下するなど不安要因が影響するとの見方だ。これに先立ち、自動車最大手の和泰汽車や大手の裕隆集団は、今年の台湾自動車市場は横ばいを維持するとの予想を示していた。27日付工商時報が報じた。
台湾ホンダの16年新車登録台数目標も2万6,000台で、昨年実績の2万7,600台を下回るとの見通しを示した。小林董事長は、昨年は▽台湾生産のスポーツ用多目的車(SUV)「CR-V」マイナーモデルチェンジ版▽輸入車の7人乗り多目的車(MPV)「オデッセイ」▽台湾生産のセダン「シティー」フルモデルチェンジ版──など台湾市場に合う車種を投入したことで、新車販売台数が台湾生産ブランドで唯一プラス成長を果たしたと説明した。
小林董事長は同日、今年は▽ハイブリッドスポーツカー「NSX」▽セダン「アコード ハイブリッド」▽台湾生産の「HR-V」──の3車種を投入すると明らかにした。「NSX」は第3四半期に輸入する計画で、26日から1,280万台湾元(約4,300万円)で予約販売を開始した。
このほか、台湾ホンダは今年10億元を投じて販路のハード・ソフト両方を強化する。
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