ニュース 電子 作成日:2016年3月1日_記事番号:T00062234
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、アップルが下半期に発売するとされる次世代スマートフォン「iPhone7」用新プロセッサー「A10」の生産に向け、3月からウエハーを本格投入するもようだ。16ナノメートル製造プロセスの月産能力を2月の4万枚から8万枚に倍増させるとみられ、TSMCの先進プロセスの生産能力拡大ペースとしては過去最速となる見通し。1日付経済日報が報じた。
TSMCが生産能力拡大を急ぐ背景には、2月の台湾南部地震により南部科学工業園区(南科)Fab14B工場の16ナノプロセスが影響を受けたことがあるとされる。
TSMCは「A10」の受注競争でサムスン電子の14ナノプロセスに圧勝し、独占受注したと報じられていたが、アップルは発注割り当てを3月末に最終決定するとみられる。経済日報は、各方面の情報から判断して、TSMCがほぼ全数受注すると予想している。
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