ニュース 電子 作成日:2016年3月1日_記事番号:T00062235
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の発光ダイオード(LED)照明メーカー、南亜光電(ナンヤ・フォトニクス、南亜光電)は、川上のエピタキシー事業から撤退し、事業を川下の照明生産に集中させることを決めた。27日付経済日報が伝えた。
南亜光電は2014年から赤字を計上していた。背景には中国メーカーによるエピタキシャルウエハーの供給過剰がある。保有するMOCVD(有機金属化学気相成)装置10台は全て合弁相手の晶元光電(エピスター)にリースする。南亜光電の従業員数は200人余り。
エピスターも26日、MOCVD装置のリースについて、事実関係を認め、将来的には装置買収も検討していくと説明した。
南亜光電は元は台塑集団の全額出資だったが、2009年にエピスターの出資を受け入れ、現在エピスターは40%以上を出資している。台塑集団は南亜光電の減資も検討しているとされるが、現時点でエピスターと減資をめぐる協議は行っていないという。
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