ニュース 電子 作成日:2016年3月2日_記事番号:T00062267
市場調査会社、ICインサイツの統計によると、2015年末時点の国・地域別半導体月産能力(生産装置設置済み)で台湾は8インチウエハー換算で354万7,000枚と、初めて韓国(335万7,000枚)を抜き、世界首位に立った。台湾の生産能力は世界全体の21.7%、韓国は20.5%を占めた。2日付工商時報が報じた。
台湾は11年に日本、昨年に韓国を抜いて世界一の半導体生産拠点となったが、その理由についてICインサイツは、ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が近年、12インチウエハー工場の拡張を積極的に進めていることに加え、韓国のサムスン電子やSKハイニックスも新工場を設置しているが、設置地点が米国や中国となっており、韓国の生産能力として計算されないことを挙げた。
なお3位以下は▽日本、282万4,000枚(シェア・17.3%)▽北米、232万枚(14.2%)▽中国、159万1,000枚(9.7%)▽欧州、104万6,000枚(6.4%)──となった。
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