ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

墾丁の生態保護区、中国人殺到で人数制限


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年3月3日_記事番号:T00062277

墾丁の生態保護区、中国人殺到で人数制限

 墾丁国家公園の龍坑生態保護区に中国人旅行客が殺到し、台湾人が観光できない状況となっていることを受け、同公園管理処は3月から見学者枠を台湾人と外国人(中国人を含む)に分け、中国人客の申請枠を事実上制限する措置を取った。3日付蘋果日報が伝えた。

 3月以降は観光人数に台湾人200人、中国人100人の枠が設けられた。

 墾丁国家公園には龍坑、南仁山の両生態保護区があり、42日前までに観光申請を行うことになっているが、これまでは国籍規定がなかったため、特に人気の龍坑では中国人が申請枠を独占する事態が生じていた。

 陳威仁内政部長は「政治的な意味はない。台湾域内と域外を区別し、国民が旅行する権利の保障するのが狙いだ」と話した。その他の国家公園は交通の便が悪いことなどから、現時点で中国人客の殺到は見られないため、同様の措置は取られない。