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台北市の住宅価格下落、和平東路三段が最大13%【表】


ニュース 建設 作成日:2016年3月3日_記事番号:T00062278

台北市の住宅価格下落、和平東路三段が最大13%【表】

 内政部の不動産実売価格登録情報によると、台北市で昨年最も住宅価格が下落したエリアは大安区の和平東路三段で、前年からの下落幅は13.4%に達した。1坪当たりの平均取引価格は64万8,800台湾元(約224万円)。3日付蘋果日報が報じた。

 昨年2桁の下落幅を記録したのは、この他、▽民権東路六段(12.3%、51万2,800元)▽光復南路(11.9%、84万1,100元)▽松江路(11.8%、67万6,000元)──の3カ所。次いで忠孝東路四段が9.3%で1坪当たりの平均取引価格は88万1,700元だった。

 下落幅上位5位までのうち、和平東路三段、光復南路、忠孝東路四段の3エリアが住宅地として人気の高い大安区に属する。住商不動産の徐佳馨・企画研究室主任は、和平東路三段は大安区の中では購入しやすく、過去数年で価格が大幅に上昇していため、不動産市場の下落が始まるやオーナーが売却を試みたと理由を説明した。

 また、下落幅2位の民権東路六段については利便性が今ひとつで、ブームが一段落したと指摘。光復南路、忠孝東路4段は、オーナーに高値で売り抜ける心理が働いたとした。