ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年3月3日_記事番号:T00062282
2月のバイク新車登録台数は5万432台で前月比1.2%増、前年同月比20.9%増となり、市場の予想を上回った。新車買い替えの際に貨物税(物品税)4,000台湾元(約1万4,000円)を減額する買替補助政策に加え、各社が展開した販促キャンペーンが追い風となった。3日付工商時報が報じた。
2月の新車登録台数首位は光陽工業(KYMCO)で、前月比1.3%増、前年同月比6.7%増の1万8,705台(市場シェア37.1%)、2位は台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)で前月比3.3%増、前年同月比28.6%増の1万5,650台(シェア31%)だった。3位は三陽工業(SYM)で前月比5.9%増、前年同月比45.6%増の9,944台、シェアは19.7%とここ数年の単月最高を記録した。「PGO」ブランドの摩特動力工業(MPI)は前月比15.9%減、前年同月比12.8%増の2,504台(シェア5%)だった。
周根源SYM二輪事業副総経理は、買替補助政策は自動車よりバイクへの効果の方が大きく、同社の2月の新車販売のうち約1割が同政策と販促セールによるものと説明した。
KYMCO、ヤマハ、SYMは3月も買替補助政策に上乗せした販促セールを続ける方針で、気温上昇も貢献して、3月の新車販売は前月比で増加する見通しだ。
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