ニュース その他製造 作成日:2016年3月3日_記事番号:T00062284
自転車大手、巨大機械工業(ジャイアントMFG)と美利達工業(メリダ)は2日、中国市場は依然楽観できないが、欧米市場は高単価製品の安定成長が続く見通しで、今年も電動自転車に注力すると表明した。3日付蘋果日報などが報じた。
馬英九総統(右4)は2~5日開催の台北国際自行車展覧会(台北インターナショナルサイクルショー)で、昨年の自転車輸出は5年前の9倍だったと指摘した(3日=中央社)
ジャイアントは、昨年の中台での電動自転車生産量は約30万台で、欧州向け輸出が8万台を占めた。平均小売価格は15万台湾元(約52万円)以上。米国が今年から電動自転車の輸入を解禁するため、下半期から参入する計画だ。
羅祥安ジャイアント執行長は、中国市場は今年が底で来年から回復するとの見方を示した。
メリダは、彰化工場に2億元で増設した電動自転車の生産ラインが既に量産体制で、今年の受注量は4万台と前年の2倍を見込む。欧州向け輸出が中心で、平均小売価格は15万~18万元だ。
曽崧柱メリダ董事長は、同社の今年の中国市場向けは前年並みだが、ピークだった13年より販売台数が25%減少すると予測した。
ジャイアントの15年売上高は前年比0.5%増の603億7,100万元、メリダは3.3%増の281億400万元で、いずれも過去最高を更新した。
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