ニュース 電子 作成日:2016年3月3日_記事番号:T00062287
中国のブランドメーカーやホワイトボックス(ノーブランド、無名ブランド)が最近、マイクロソフト(MS)、インテルの支援を背景にタブレット端末としても使える2イン1ノートパソコンの低価格製品を相次いで発表しており、華碩電脳(ASUS)など台湾ブランドにとって今後、脅威が増すと予想されている。3日付電子時報が報じた。
今年からノートPC市場に参入した中国ブランド、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は、MSの自社ブランド製品「サーフェス・プロ3」に類似した2イン1機種「MateBook」を発表。価格は699〜1,599米ドル。今後、ノートPC市場のみならず、アップルの大画面タブレット「iPad Pro」からもシェアを奪うとみられている。また海爾集団(ハイアール)もASUSの「T100」シリーズに似た「青春小藍」シリーズを1,500人民元(約2万6,000円)以下の低価格で市場に投入している。
このほか上半期には酷比魔方(CUBE)、楽凡(LiveFan)、台電(Teclast Electronics)といったホワイトボックスからも2イン1PCの発売が相次ぐ予定だ。
一方、ASUSは6月にサーフェスタイプの新製品の投入を予定しているが、中国ブランドに比べ発売スケジュールが遅いこともあり、既存の地位維持が危ぶまれている。
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