ニュース 電子 作成日:2016年3月3日_記事番号:T00062290
半導体ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)の徐建華・資深(上級)副総経理が2月末で退職し、市場では徐氏が中国の中芯国際集成電路製造(SMIC)に転職するとのうわさが流れており、中国半導体メーカーによるヘッドハンティングが改めて論議を呼びそうだ。3日付蘋果日報が伝えた。
徐氏の転職は確認された情報ではない。UMC側は「個人的な計画によって退職するもので、徐氏の将来構想については把握しておらず、コメントできない」としている。
徐氏は経歴的に中国と縁が深い。2001年には当時の曹興誠董事長によって、中国・蘇州でファウンドリー、和鑑科技の設立作業に当たり、対中違法投資に関わった疑いで起訴され、無罪判決を受けた。
徐氏はUMCが和鑑科技を買収後、UMC本体に戻り、資深副総経理に就任したが、業界関係者によると、洪嘉聡董事長、顔博文執行長らとは経営理念が合わず、経営の中枢からは外れたとの見方が出ていた。
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