太陽電池最大手、茂迪（モテック・インダストリーズ）は３日、英国規格協会（ＢＳＩ）から「ウォーターフットプリント」認証を受けたと発表した。太陽電池業界で世界初。４日付蘋果日報が報じた。
同社は2010年、商品・サービスのライフサイクルの各過程で排出した温室効果ガスの量を二酸化炭素（ＣＯ２）に換算して表示する「カーボンフットプリント（ＣＦＰ）」の認証を取得したのに続き、16年１月末にウォーターフットプリントでＢＳＩの審査を通過した。
謝祖葳財務長は、同社同様にクリーンエネルギーや省エネルギー、環境保護を重視しているサプライヤーや顧客との提携のチャンスが増え、今後の受注や出荷にプラスに働くと期待感を示した。
謝財務長は、今年の市況は非常に良いと語った。同社の１月売上高は32億1,100万台湾元（約110億円）で前月比9.18％増、前年同月比87.81％増だった。証券会社は、第１四半期は90億元が狙え、2011年第１四半期以来の最高を更新すると予測した。
