HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中国鋼鉄、中龍鋼鉄と経営統合へ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年3月20日_記事番号:T00006233

中国鋼鉄、中龍鋼鉄と経営統合へ


 中国鋼鉄は19日、グループの鉄鋼事業を統合して経営効率を高めるため、系列のH形鋼メーカー、中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)を完全子会社化することを決議した。中国鋼鉄は中龍鋼鉄に対する未保有株式52.01%を株式交換方式で取得する。株式交換比率は中国鋼鉄1株に対し中龍鋼鉄2.6株。20日付工商時報が伝えた。
T000062331


 中龍鋼鉄には現在、中国鋼鉄が47.99%、グループ関係会社を含めると69%を出資。このほか、豊興鋼鉄、新光鋼鉄などが主要株主だ。

 今回の株式交換は、中龍鋼鉄との生産統合と増産に向けた動きで、将来的な合併も視野に入れている。中龍鋼鉄は2期に分けた工場拡張を予定しており、電炉での鉄鋼生産能力は現在の年100万トン前後から年700万トンに拡大。グループ全体の生産能力は年2,000万トンに達する見通しだ。

 中国鋼鉄の鍾楽民副総経理は、「世界的に鉄鋼メーカーの再編が進む中、国際競争力を高め、両社の株主の利益を確保するため、統合を進める必要がある」と述べた。

 一方、中国鋼鉄の取締役会は同日、第1熱延鋼帯工場の設備更新、鋼材物流センターなど総額226億台湾元(約730億円)の設備投資計画を決議した。このうち、第1熱延鋼帯工場への投資額は98億3,000万元で、冷延、熱延製品の生産量が年23万トン程度増える見通しだ。着工は4月で、完成は2012年の予定。

 鋼材物流センターには64億8,000万元を投資し、製品倉庫6棟と備品倉庫2棟を建設する。完成は11年3月の予定。