ニュース 商業・サービス 作成日:2016年3月8日_記事番号:T00062360
中国人の台湾渡航に必要な「大陸人民往来台湾通行証」の発給を中国政府が制限している疑いが浮上した。
8日付聯合報によると、中国のあるネットユーザーは最近、河南省鄭州市公安局で通行証を申請したところ、「通行証の予備が不足している」という理由で申請を拒否され、台湾旅行を中止せざるを得なかったと書き込んだ。
これについて台湾交通部観光局は、鄭州市のケースは聞いているが、同市個別のケースかどうかは現時点で判断できないとしている。仮に中国側が同通行証の発給を事実上制限しているとすれば、台湾観光業界への影響が懸念される。
台湾観光業界では、中国が3月から中国人の台湾渡航枠を制限し、ツアー客を3分の1削減するとともに、台湾への個人旅行解禁都市を縮小するとの情報が流れていた。
内政部移民署によると、年初から3月3日までの中国人客の来台申請件数は前年同期を3.1%下回ったが、3月は1~2月に比べると増えた。同署担当者は「中国人客に明らかな減少傾向が見られるかは、長期的にデータを見極める必要がある」としている。
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