ニュース その他製造 作成日:2016年3月8日_記事番号:T00062363
中華経済研究院(中経院、CIER)が7日発表した2月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、前月から9.9ポイント大幅下落の41.4となり、「景気拡大」と「景気後退」の境目である50ポイントを大きく下回って、統計を開始した2012年7月以来の過去最低を記録した。また非製造業総合指数(NMI)も前月比5.9ポイント下落の42.9で同じく過去最低だった。中経院は、2月は春節(旧正月)などで稼働日数が少なかったことに加えて、台湾南部地震やインフルエンザ拡大が影響したと指摘した。8日付工商時報が報じた。
2月の指数は例年下落傾向にあるが、今年は予想を上回る下げ幅だった。しかし「今後6カ月の景気状況指数」が、PMIは48.7(前月比6.2ポイント上昇)、NMIは32(前月比4.1ポイント上昇)と、ともに9カ月ぶりに上昇し、好転の兆しである可能性もある。ただ中経院の呉中書院長は、景気の谷底にはまだ到達しておらず、4月には状況が明らかになるとの見方を示した。
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