ニュース 金融 作成日:2016年3月9日_記事番号:T00062380
国家発展委員会(国発会)主任委員などを歴任した管中閔台湾大学教授(中央研究院院士)は8日、金融にIT(情報技術)を活用した「フィンテック」の応用が拡大し、ブロックチェーン技術の導入が進めば、10年以内に「デジタル台湾元時代」を迎えることができると予想した。9日付工商時報が伝えた。
管教授は同日開かれたブロックチェーン技術に関するシンポジウムで講演し、台湾が国際競争で使える新たな「武器」を開発するためには、フィンテック分野で台湾積体電路製造(TSMC)のような企業をつくり上げることが有効な方法になるとの認識を示した。
その上で、管教授は「将来性があるブロックチェーン技術に金融業者の参加を広く募り、ネットワーク通信技術と暗号理論を結び付けた演算技術で、全ての市場参加者の共通認識を確立し、信頼できる共有台帳を構築すれば、清算コストが大幅に低下する」とメリットを強調した。
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