ニュース その他分野 作成日:2016年3月9日_記事番号:T00062381
行政院主計総処が8日発表した2月の消費者物価指数(CPI)上昇率は2.4%で、過去3年で最も高かった。同処は、2月は春節(旧正月)の需要期だったことに加え、1月末に襲来した寒波によって葉物野菜が高騰したことが最大の要因と説明した。1〜2月通期では前年同期比1.6%の上昇だった。9日付工商時報などが報じた。
2月の野菜価格の上昇率は前年同月比80.7%で1994年9月以来の最高となった。また果物価格も14.5%の上昇で、野菜と果物だけでCPIを1.93ポイント押し上げた。ただ野菜・果物とエネルギーを除いたコアCPI上昇率は0.82%にとどまった。蔡鈺泰綜合統計処副処長は、野菜を除けば物価にはそれほど大きな変動はなかった上、野菜の供給不足は既に回復に向かっており、CPI上昇率は3月には緩まるとの見方を示した。
なお、2月の卸売物価指数(WPI)は前年同月比4.7%下落と、18カ月連続で下落した。原油や農工原料の価格低迷が続いていることが影響した。
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