ニュース
金融
作成日：2008年3月21日_記事番号：T00006260
保険関連の異議申し立て、過去最高に
行政院金融監督管理委員会（金管会）は20日、昨年の保険関連の異議申し立て件数が前年比808件増の3,003件に達し、過去最高を記録したことを明らかにした。金管会保険局の担当者は「商品の特性が変わり、投資型、財テク型の商品が増えたことが原因だ」と指摘した。21日付工商時報が伝えた。
昨年は保険料支払い以外の申し立て件数が、同88％増の736件を占めたのが特徴だった。主に勧誘、契約変更などに伴うトラブルが占めた。これは、保険外交員が従来型保険商品から投資型商品への乗り換えを勧めるケースが増えていることが背景だ。
投資型商品に限ると、保険料支払い以外の申し立て件数は同79％増の177件だった。複利増額式の終身生命保険をめぐるトラブルも目立った。
