産業用コンピュータ（ＩＰＣ）の凌華科技は、米セイバー・ホールディングス傘下で同業のアンプロ社を買収することを董事会で決定した。買収価格は2,000万米ドルで、１株当たり約0.5米ドル。21日付蘋果日報が報じた。
北米市場の販売シェアを拡大し、２年以内に売上高１億2,000万～１億3,000万米ドル、ＩＰＣで域内２位を目指す考えだ。買収交渉は既に合意に達しているという。アンプロは創業25年、直近の売上高が年3,000万米ドルの中型ＩＰＣメーカーだ。
凌華の今年の連結売上高は40億台湾元（約130億円）で、コンピュータ周辺機器の友通資訊（ＤＦＩ）を抜き３位となる見通しだ。１位は研華（アドバンテック）、２位は威達電だ。
