ニュース 政治 作成日:2016年3月14日_記事番号:T00062971
蔡英文次期総統は12日、5月の就任後の行政院長に林全・元財政部長を内定した。今週中にも正式に発表し、政権引き継ぎ作業や組閣準備に着手する。13日付自由時報が伝えた。
林氏(中)はかつて、蔡次期総統が創設したシンクタンク「小英教育基金会」の執行長を務めた(中央社)
蔡次期総統と林全氏は組閣人事の一部を内定した。それによると、法務部長には邱太三・桃園市副市長、行政院農業委員会(農委会)主任委員には曹啓鴻前屏東県長の起用が固まった。また、行政院政務委員には行政院経済建設委員会(経建会)の張景森元副主任委員、林万億台大教授らの名前が挙がっている。このほか、国家安全会議(国安会)の秘書長には民進党の呉釗燮氏が就任するもようだ。
消息筋によれば、蔡次期総統は外部からの行政院長起用も視野に入れていたが、人選が難航し、行政院長の内定を急がなければ、その後の政権引き継ぎにも影響が出かねないとして、これまで政権引き継ぎで召集人を務めてきた林全氏に行政院長就任を打診した格好だ。
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