中国・浙江省交通運輸庁は14日、鴻海精密工業の子会社、富智康集団（ＦＩＨモバイル）が浙江省杭州市に設立した杭州浙誉新能源汽車服務が４月から電気自動車（ＥＶ）の時間制レンタルサービスを開始すると発表した。同社のＥＶレンタルは、14年の北京に続く中国２都市目。15日付経済日報が報じた。
発表によると、杭州市の大江東管理委員会が９月までに充電スタンドを20カ所に設置する。車輌の生産は、北京のＥＶレンタルサービスで鴻海と合弁会社を設立した北京汽車集団が担う。３年以内に5,000台を投入する計画だ。
鴻海は昨年12月、河南省鄭州市で富誉新能源汽車服務を設立した。杭州で成功すれば、鄭州でもＥＶレンタルサービスを展開するとの観測が出ている。
