ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年3月15日_記事番号:T00062995
中国鋼鉄(CSC)が14日発表した2月連結売上高は179億9,800万台湾元(約625億円)で前月比19%減、前年同月比23%減だった。しかし、連結本業利益は2億7,000万元で、連結税引き前利益は2億5,000万元と5カ月ぶりに黒字に転じた。鉄鉱石の購入コスト低下と鉄鋼生産量の拡大が貢献した。1~2月連結売上高は402億3,600万元、同期の税引き前損失は6,800万元だった。15日付蘋果日報などが報じた。
CSCは2月下旬に4~5月の台湾域内オファー価格を3.1%引き上げているため、証券会社は3月利益はさらに拡大するとみている。
また、中国政府が今年1月下旬、国内の粗鋼生産能力の1割弱に当たる1億~1億5,000万トンを今後5年間で削減するよう業界に指示したことを受けて、中国の鉄鋼価格はこの2週間で1トン当たり単価が200~400人民元(約3,500~7,000円)上昇した。
CSCは4月下旬に6月の台湾域内オファー価格を発表するが、市場では中国の鉄鋼価格上昇を受けてさらなる引き上げを見込んでいる。
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