中国の電子商取引（ＥＣ）大手、京東全球購（ＪＤワールドワイド）は16日、台湾で初めて出店者募集説明会を開いた。同社服飾家居事業部全球購業務の韓聡総経理は、既に台湾の業者３社と契約したと明らかにした。17日付経済日報が報じた。
韓総経理（中）は「当社は中国の物流、運輸、倉庫の面で台湾の業者をサポートできる」と説明した（16日＝中央社）
説明会には通販サイト「ＰＣホーム」を運営する網路家庭国際資訊（ＰＣホームオンライン）や、ドラッグストア大手の屈臣氏（ワトソンズ）、統一超商（プレジデント・チェーンストア）傘下企業などが参加した。
韓総経理は、契約を交わしたのはアパレルＥＣサイトの「PAZZO」や「MEIER.Q」、および海外包装資材メーカーの台湾代理業者と説明。出店募集対象は当初アパレルなどに絞り、年内に業者100社を集めたいと話した。
