ニュース その他製造 作成日:2016年3月29日_記事番号:T00063253
財団法人・紡織産業総合研究所(TTRI)と工業技術研究院(工研院)は4月中旬に、台湾域内の紡織産業、電子産業および医療機関、認証機関を集めた「ウエアラブル(装着型)・スマート衣料産業戦略連盟」の結成を計画している。当面は世界に先駆けて年内に台湾版のスマート衣料規格を制定することを目指す方針だ。29日付経済日報が報じた。
観測によると同連盟には既に、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の繊維メーカー、福懋興業(フォルモサ・タフタ)、アパレル大手の南緯実業(テックスレイ・インダストリアル)や聚陽実業(マカロット・インダストリアル)、システム統合の華電聯網(ホアコム・システムズ)など23社が加盟する意向を示しているとされる。
なおTTRIはこのほど、筋電図(EMG)の表示が可能なウエアラブル装置を開発。今後、紡織技術と組み合わせることで筋力を測定することができるスマート衣料開発に道筋が付いた格好だ。観測によると、既に海外のアウトドアブランドがTTRIに技術提携の申し入れを行っているとされ、実現すれば域内の紡織サプライチェーン全体に受注をもたらすと期待されている。
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