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ミスド生産拡大へ、台中に第2セントラルキッチン


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年3月29日_記事番号:T00063259

ミスド生産拡大へ、台中に第2セントラルキッチン

 統一超商(プレジデント・チェーンストア)が展開する統一多拿滋(ミスタードーナツ)は今年、コンビニエンスストア、セブン-イレブンの販売コーナー設置を現在の130店から150店まで拡大する計画で、既存の土城工場(新北市土城区)が満杯となっていることから、台中市に第2セントラルキッチンの設置を検討している。投資額は少なくとも1億台湾元(約3億5,000万円)が見込まれる。29日付工商時報が報じた。

 ミスタードーナツは2014年12月、台湾高速鉄路(高鉄)桃園駅構内のセブン-イレブンに初めて進出、昨年は販売コーナー設置店で230万個のドーナツを販売した。専門店と合わせると2,400万個に達し、利益は過去最高の1,000万元台に乗った。今年は1月にイチゴ、2月にチェリーと月ごとに新しい味の商品を展開しており、3月末にはピーナツ味を発売する。第1四半期は1~2割の業績成長を予想している。

 母集団である統一企業集団(ユニプレジデント)の2015年の連結売上高は前年比0.5%減の4,161億5,100万元で、純利益は26.8%増の141億800万元と減収増益となった。同社董事会は1株当たり2元の現金配当の支払いを決めた。