ニュース 電子 作成日:2016年3月30日_記事番号:T00063271
台湾のIC設計業界は今年、中国のスマートフォン向けの指紋認証チップで商機拡大を見込んでいたが、スウェーデンの業界最大手、フィンガープリント・カーズ(FPC)、中国の深圳市匯頂科技(GOODiX)の攻勢を受け、苦戦を強いられている。30日付電子時報が伝えた。
台湾勢の義隆電子(ELAN)と敦泰電子(フォーカルテック・システムズ)は、サムスン電子からの受注に向け、サンプル送付や認証など大詰めの段階を迎えている。
一方、中国では今年、モバイルペイメントの普及などで指紋認識機能を備えたスマホの割合が40~50%に高まるとみられているが、これまで中国市場で9割のシェアを握るFPCがシェア死守に向けて値下げに踏み切ったほか、GOODiXのソリューションもコストパフォーマンスが評価されており、台湾勢は今年上半期の大幅な受注拡大は難しいとみている。
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