ニュース 電子 作成日:2016年3月31日_記事番号:T00063306
メディアテックが新たにリリースを計画しているスマートフォン向け10コアのハイエンドSoC(システム・オン・チップ)「Helio X30」は、既に発表済みの「X20」および「X25」と同様にトリ・クラスター構造を採用し、台湾積体電路製造(TSMC)の10ナノメートル製造プロセスで生産されるもようだ。今年末より量産に入り、2017年初頭に市場で発売になる商品に採用されるとみられる。31日付蘋果日報などが報じた。
X30は、英ARMの次世代高性能CPUコア「Artemis」2基と、クアッドコアの「Cortex A53」2基を採用する見通し。統合GPU統合には「PowerVR 7XT」シリーズのクアッドコアモデルを採用し、最大約2,600万画素のイメージセンサーを2基とVR(バーチャル・リアリティ)機能をサポートするほか、「LTE Cat.13」の高速データ通信にも対応するという。メディアテックは、LTE Cat技術ではこれまで米クアルコムに水をあけられていたが、一挙にCat.13を実現することでスマホメーカーによる採用意欲が大幅に高まるとみられる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722