ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年3月31日_記事番号:T00063311
ステンレス最大手、燁聯鋼鉄(YUSCOステンレス・スチール)は30日、原料のニッケル国際価格上昇を受けて、台湾域内向け4月オファー価格を1トン当たり500~1,500台湾元(約1,700~5,200円)、輸出向けを50~60米ドル引き上げた。平均約3%の値上げで、年初来で最大だ。31日付工商時報が報じた。
台湾域内向けの値上げ幅は、▽300系熱延、1トン当たり1,000元▽300系冷延、1,500元▽400系熱延、500元▽400系冷延、1,000元──。
同業の唐栄鉄工廠も同日、台湾域内向けオファー価格を1トン当たり500~1,500元引き上げた。値上げ幅は2.51~2.69%で、年初来で最大。
原料価格の上昇を受け、川下メーカーの允強実業(YCイノックス)や運錩鋼鉄なども値上げが予想されている。
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