ニュース 金融 作成日:2016年3月31日_記事番号:T00063319
中央銀行(中銀)が30日発表した昨年第4四半期末のリスク統計によると、台湾の銀行業界全体の中国向け最終エクスポージャーは649億7,662万米ドルと前期末比7.34%減少し、過去2年で最低となった。減少は5四半期連続で、中銀関係者はその要因として▽中国経済の成長鈍化▽相次ぐ利下げによる銀行の利ざや縮小▽人民元下落──を挙げた。31日付工商時報が報じた。
銀行の中国向け最終エクスポージャーは2014年第3四半期末に940億8,600万米ドルと過去最高を記録したが、昨年第4四半期末までに300億米ドル近く減少した計算だ。ただ海外全体に対する最終エクスポージャー3,213億米ドルのうち、中国向けは約20%を占め、国・地域別で依然最大となっている。
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