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郵便小包の重量制限20キロに、5月2日から


ニュース 運輸 作成日:2016年3月31日_記事番号:T00063320

郵便小包の重量制限20キロに、5月2日から

 中華郵政は30日、重い荷物の運搬で配達員の労働災害が多発していることを受け、5月2日から郵便小包の重量制限を現在の30キログラムから20キロに引き下げると発表した。大きさの制限は現在の「長さ、幅、高さともに150センチメートル以下、長さと横周(長さ以外の方向で最大となる四辺)の合計が3メートル以下」から「長さ、幅、高さの合計150センチ以下」に変更する。31日付中国時報が報じた。

 中華郵政関係者は、20キロ以上の小包を1人で運ぶのは困難で、配達員の多くは腰や腕にコルセットやサポーターを着けているが、それでも負傷するケースが多いと指摘した。

 中華郵政の統計によると、郵便小包の取り扱い量は年間平均2,334万件、うち20キロ以上30キロ以下は30万件以上、長さ、幅、高さの合計が150センチ以上は51万件。郵便配達員1人で1日140件扱っている。