ニュース 政治 作成日:2016年3月31日_記事番号:T00063324
蔡英文新政権の外交人事が固まりつつあり、謝長廷元行政院長が駐日代表に就任するほか、呂秀蓮元副総統が駐パナマ大使、現駐イタリア代表の高碩泰氏が駐米代表、蘇貞昌元行政院長が駐シンガポール代表、黄志芳元外交部長が駐インドネシア代表に就任することが固まった。31日付自由時報が伝えた。
呂秀蓮、謝長廷、蘇貞昌という民進党の重鎮3人をいずれも海外に派遣するというサプライズ人事だが、党内の権力バランスを保つ狙いがあると受け止められている。同紙の確認取材の結果、蔡次期総統から打診を受けた候補者はいずれも前向きな姿勢を示したとされる。
中国が先ごろガンビアと国交を樹立したことで、台湾と外交関係がある国の中では、パナマを死守できるかが課題となっている。外交に熱意を示してきた呂氏を駐パナマ大使に充てる人事はパナマをめぐる外交情勢を掌握する上で戦略的な意味合いを持つ。
また、最重要ポストである駐米代表には、外交畑での経験が豊富で、米台間の貿易投資枠組み協定(TIFA)交渉や環太平洋経済連携協定(TPP)加盟交渉にも対応し得る能力を備えた高氏の起用が決まった。
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