ニュース 社会 作成日:2016年3月31日_記事番号:T00063326
かつて沖縄県の尖閣諸島(台湾名・釣魚台列嶼)海域に侵入し、台湾による領有権を主張する「保釣」運動を展開したことで有名になった漁船「大瀚711」が最近、別のオーナーに譲渡され、「裕星7号」と船名を変更した上で、たばこの密輸に関与したとして検挙された。31日付聯合報が伝えた。
大瀚711は2012年9月、「釣魚台を守れ」などというスローガンを掲げ、尖閣諸島沖に向かい、日本の巡視船などに包囲され、引き返した経緯があり、台湾人には「愛国漁船」とのイメージが強い。
ところが、大瀚711は譲渡され船名を変更後、たばこの密輸を行っている疑いが強まり、行政院海岸巡防署(海巡署)は29日、密輸たばこを積み、台中港に入港した同船を摘発するとともに、船長(36)とミャンマー籍、インドネシア籍の乗組員を逮捕した。密輸タバコはフィリピンから持ち込まれたもので、同船は台中沖で引き渡しを受けていたとされる。
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