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OBI乳がん新薬、米学会で臨床試験結果を発表へ


ニュース 医薬 作成日:2016年4月1日_記事番号:T00063342

OBI乳がん新薬、米学会で臨床試験結果を発表へ

 新薬開発会社、台湾浩鼎生技(OBIファーマ)が乳がん新薬「OBI-822」に対する臨床試験で当初想定した結果が得られなかった問題で、同社は6月に米臨床腫瘍学会(ASCO)で二重盲検法臨床試験の結果を発表することが認められた。世界最高峰の学会で口頭による論文報告が認められたのは、台湾の医薬品開発史上初めてとなる。1日付工商時報が伝えた。

/date/2016/04/01/09ASCO_2.jpg張念慈董事長(右)と黄秀美総経理(左)がそろって記者会見した(31日=中央社)

 学会は毎年、製薬会社、医師、専門家、アナリストら3万人以上が出席して開かれる。

 学会での報告は、中央研究院(中研院)の翁啓恵院長が司会を務め、世界一流のがん専門家と討論を行う予定だ。

 OBIは臨床試験の失敗に続き、インサイダー取引疑惑の渦中にあるが、権威あるASCOで臨床試験の結果が見直された場合、一転して成果が認められる可能性が出てきた。